アーカムの滅び方

というわけで持ち込むゆるドミ会の前日に急ぎで日記タイム。
前回まではシステム的な説明だったので、実際にどのような感じの流れになるのかとか。

○ゲーム全体を通してやるべきことは、
1.ゲートを閉じる、できれば封印する
2.モンスターの退治
3.それらをバックアップする
の3つに分けられる。
ゲートを封印すると、その場所にゲートが開かないおかげで破滅トラックが進みにくくなる。
モンスターを退治していれば、郊外がモンスターで溢れて恐怖レベルが上がる自体を避けられる。
そして移動力の低い探索者のために地図を買ったり、武器を調達したりすれば全体が楽になる。
重要度は状況に応じて変わるが、この3つを役割分担していくのが基本となる。

○開幕
まだゲートの数が少なく、モンスターもあまり徘徊していない平和な状況。
このあたりのうちに各探索者ごとの能力や初期アイテムを見て、誰が何をするのかを大まかに決めておくと行動の指針が立てやすい。
アイテムを交換しておく、金持ちなら店に駆け込む、クルートークンを拾っておくなど、余裕のあるうちにやっておきたい。

○中盤
いくつかゲートが開き始めて慌しくなってくる頃。
ゲートの上限は人数によって違うが、3個ほど開いてきたらそろそろゲートに飛び込む準備が整っていないとまずい。
飛び込む際は封印に必要なクルートークン5個に+α分もあると心強い。判定に失敗しそうなときに振り足せるという余裕。但し使うだけ使って全部失敗もザラなので注意。
モンスター大量発生も起きていると一気にモンスターが溢れるが、大事なのは『勝てる相手とだけ戦うこと』。5個中3個成功でないと勝てないような勝負はなるべく避けたい。頭数を減らすことに意味があるので、強敵は対応したゲートを閉じてお帰り願ったほうが良い。だがクトーニアンやティンダロスの猟犬のような場に悪影響を及ぼす相手は危ない橋を渡ってでも倒す価値がある。

○終盤
いくつか旧き印マーカーで封印出来て、かつ破滅トラックに余裕がなくなってきた頃。
まったく封印できていない場合は最終決戦を視野にいれた動きを。邪神によっては最初から最終決戦狙いの方が手っ取り早いことも。
ここまで順調にこれるようなプレイヤーなら、もう特に何も言わなくても大丈夫な気がする。
最終的に破滅トラックが進むかどうかは神話カード次第なので、運を天に任せて祈ろう。


実際にプレイすると、ゲート閉じようとしたら次元の狭間に飛ばされて閉じられなくなったりとかギリギリ間に合うと思ったら遅延状態になったりとかのアクシデントが続出する。
また、ダンウィッチホラーを使っている場合は「封印の破裂」というルールが入るため、最後まで気を抜かないこと。勝つ直前で破裂したりすると神話カードをシャッフルした人間をどうにかしたくなる。俺だ。


ついでにダンウィッチホラーで追加された新ルールの解説とか。

・封印の破裂
神話カードのゲートの開く場所に指定されているのが赤枠の場合、それは封印の破裂を招く。
対象の場所が封印されている場合、その封印を場から取り除く。ただしゲートが開いていてもモンスター大量発生が起きない、というせめてもの欠点はある。
・新マップ
ダンウィッチが追加マップとして登場。
鉄道の駅で1$と移動力1点を払うと行ける。
・狂気と重傷
正気度や耐久度が0になった際に引くことを選ぶと、受けるペナルティを帳消しにしてさらに最大値まで回復することができる。
ただし、それ相応のペナルティを受けるカードばかりなので引く時は覚悟すること。最悪の場合、集中力1のキャラが集中力-1の狂気カードを引いてスライダーの移動が一切出来なくなる自体もありえる。
・追跡型
モンスターの移動バリエーションとして、追跡型が登場。
これは移動する際に隣接した街路マス・不安定な遭遇マスに探索者がいる場合は矢印を無視して探索者のところでやってくる、というもの。
これの登場により遭遇マスでの引きこもり作戦が絶対ではなくなった。


明日に中野TRFで突発サイバーボッツ大会があるとかでその話もしようかと思ったけど時間ないのでここまで。