殺伐としたブログにチャタンヤラクーシャンクが

 空 手
    THE
   KARATE
 TOURNAMENT

というわけで今回は第10回裏塔劇でも好評だったチャタンヤラクーシャンクのお話。
どんなゲーム?という人はまずトライタワーに行ってプレイしてみよう。
動画的にはこんなの。

攻略という面で考えるなら裏塔劇wikiに書いた方が良いかも知れないけど、あくまで俺の考えで主観まみれなので。


このゲーム、プレイしていくといくつかの段階に分けられる。そして段階の違いは腕の違いとして現れ、圧倒的な実力差として反映される。


第一段階:大技を気軽に振る。特に9A+Bが突進力が高く、分からん殺しとして愛用される。
この段階は大技を見てから潰されるようになって簡単に終わる。あの世界で出が遅いというのはそれだけ当てられないというのと同義だからだ。

第二段階:大技を封印し、遠距離技が主軸になる。リーチが長く、ガードさせればOKという安心感がある。
この段階も更に上のランクのプレイヤーは見てから一方的に潰してくるようになる。9Aは相手が中段ガードしているときしか当たらないためあまり振りたくない、かと言って6Aは7Aで簡単に潰される、3Aも同様に4Aに負ける。否応無しに接近戦せざるを得なくなる。

第三段階:遠距離技も封印、接近戦勝負になる。これ。ここからが本当の空手。
近距離技が届かないが中距離技が届く距離。この間合いから読み合いゲーとして緊張感が高まる。
中距離技は近距離技で狩れる。近距離技は後出しの近距離技で狩られる。立っていれば中距離技が届く。
中距離技を見てから対応した近距離技で狩るというのを安定してやれるプレイヤーならともかく、そうでないなら一点読みに賭けるしかない。
その一点読みの助けになるのが人読み。人によって傾向や連続技の流れはある程度決まってたりするので、そういうのを察知する観察力も大事。
ただ人によっては読み合いというよりカンで攻めてくる系の人もいたりするため、そういう人も実際厄介。

第10回裏塔劇覇者の青汁ガイル氏なんかは人間性能が高く、技を出した後にすぐその技を潰せる段にガードを入力しているため牽制を狩ることすら許してくれない。しかも反応も早いためこちらの牽制はほぼ狩られる。そんな人相手にどうやって勝機を見出せばいいのか。
俺の出した結論は、牽制で出してくる中距離技に同じ段の近距離技を合わせて狩る。これしかない。下段に中段合わせてもガードされる以上、あの人から技有り取る手段はこれ以外残されていない。


このゲームは対戦の読み合いを楽しむゲームでありながらCPU戦は超反応でパターンはめるしかないという一人では面白さを見出せない+見た目が独特で避けられがちという不遇のタイトルだったので、見かけたら是非ともプレイしてみて欲しい。出来れば同じくらいの腕の友達と一緒に。