ブレイク・ザ・ライアット

というわけで、6/22のトラタワ対戦会、6/29の京都はa-choのボッツ大会に備えてライアットの攻めをどういなすかというのを解説していきたい。

Q:なんでライアット使いが手の内バラすようなことすんのよ
A:現状で割りとライアット頭打ちっぽく感じているので、対策してもらって自分を追い込むことによって新たなステージを目指す

ボッツは基本立ち回りゲーなので、各種間合いでのライアット側の主な行動とそれに対してどうするかを考える。
全体的にライアット対策として言えるのは、バルカンには触らない(できれば避ける、ガードは最終手段)、なるべく先手を取って体力でリードしておくの2点。

遠距離・端端〜3/4画面程度

この間合いでのライアットの主な選択肢は地上バルカン、ジャンプしてのバルカン、デスボルトの三つ。
地上バルカンは一番無難な牽制であり、相手が突っ込んできて喰らった場合は見てから連続技にもっていける。
ジャンプバルカンは主に遠距離で牽制合戦になったときの行動。これがあるので地上で硬直の長いウェポンを撃つのは多少リスクがある。
デスボルトは出が遅く硬直も長いが、当たるとダウンが取れて追い打ちでさらにデスボルトが入り大ダメージが期待できる。地味に削りダメージも大きめ。

バルカンはガードしてしまうとライアット有利とは言え、この間合いでは特に何もできないのでガードしてしまってもいい。
見ての通りバルカンが非常にウェイトを占めるため、バルカンを撃たせて次のバルカンがくる前に前進して距離を詰めるのが基本。
遠距離戦で制圧できる機体・必殺技(例:ワーロックのフォウビドゥンフォース)があるなら無理に近づく必要は無い。

中距離・1/2画面程度

お互いのリーチ長めの通常技が届くくらいの間合い。具体的に言うとライアットが立ちA2を振り始めるくらい。
立ちA2は発生・リーチに優れる便利な通常技。対空としても使うため、飛び込みの際にこれに勝てる技があるか無いかが対ライアットの明暗を分ける。
地上バルカンは遠距離を同じ。ただしこの間合いからバルカンをガードさせてのダッシュ投げがくる可能性があるので心構えをしておきたい。

さてバルカン。説明でも触れてる通り、バルカンからのダッシュ投げが驚異。ライアット側の入力が完璧な場合はレバー上に入れて跳んで避けようとしても間に合わない。
これに対する方法は二つ。まず一つはガードしたらブースト連打して後ろに下がる。間合いが離れるが投げられるよりはマシ。もう一つはレバー後ろに入れながらA1連打での投げ暴れ。
どちらかを念頭に置いておけばバルカンからの投げハメで一方的にやられることはないはず。
この辺りから飛び込みを狙って行きたいが、対空技として使ってくる対空バルカンと立ちA2には注意。どちらもガードで対応しても距離が離れてしまうので仕切りなおしになる。
じゃあどうやって飛び込めばいいのか書こうと思ったけど飛び込まれる側なので良く分からなかった。どうしよう。

近距離

ここまで来るとライアットは発生的にバルカンを気軽に触れないので一気に攻め立てるチャンス。ただし有利フレーム取られるとその間に撃ってきたりするので油断はできない。
この間合いだとライアット側は屈A1、立ちA1といった小技メインになる。というかそれくらいしか振る技がない。飛んで逃げればいいんだけどラッシュを仕掛けられているとジャンプ移行フレームに刺さるのは避けたい。ひぎぃ。
インファイト系の機体ならここまで詰められればもう言う事はないはず。投げ暴れだけには注意な!

状況解説・画面端でバルカンガード後

この状況には上でも軽く触れているがもうちょっと詳しく。
バルカンガードには距離を取るか投げ暴れと書いたが、画面端だと下がれない。そういうときは暴れ一択でいいのか。答えはNO。
ライアットには投げ暴れ対策のジャンプ即ストンピングという選択肢が存在する。
このため、バルカンをガードした時点で投げとストンピングの二択を迫られていることになる。様子見というのもあるため実際もうちょっとひどい。
後ろがあるなら下がって投げもストンピングも回避できるので、ライアット戦では画面端を背負わないという意識が重要になる。

状況解説・画面端で投げられた後

さて抵抗むなしく画面端に連行されてバルカンからの当て投げを喰らってしまった。ここからどう動くか。何パターンかに分けられる。

1:受身を取る
2:受身を取らず、追い打ちに対して受身を取る
3:受身を取らず、追い打ちに対しても受身を取らない。その場で起き上がる
4:受身を取らず、追い打ちに対しても受身を取らない。移動起き上がりで画面中央に逃げる

1は受身後にぶっぱする技を持っている機体なら充分選択肢に入る。ただし何度もやってると読まれるのとライアットの投げの受身取り難さが辛い。
2と3はどっこいどっこい。画面端から抜けられていないので、再度バルカンを重ねられての択に持ち込まれる。
4は画面端からの脱出する最も手っ取り早い方法。しかも起き上がり先にはちょうどライアットいるし投げ暴れだーとか安易に考えると移動起き上がりを見てからのストンピング重ねがくるので注意。
また、最近はやらなくなったけど移動起き上がりが読めている場合、A1デスボルト(めくり)とA2デスボルト(めくりじゃない)での投げ暴れ回避しつつの二択とかもある。
この辺は読み合いであり、あくまで読み負けてもバルカンガード後の択でまた読み合いに持ち込まれるだけなのでそんなに酷くはない。ただし読み負け続けると一方的にやれるのでやっぱり酷いかも知れない。


最後に

ここで紹介したライアットの動きは俺の基本的な動きというだけであって、全国にいるライアット使いがみんなこんな感じで動いているわけではないので「全然動き違うじゃねーかFxxk!」とか言われても、その、なんだ。困る。