ドミニオンにみるカップリング理論 -公爵とその婦人-

一時ついったーで垂れ流してたらなんか(俺の中で)盛り上がったのでまとめておきたい。
もちろんドミニオンのゲーム的な組み合わせとかそういう実用性のあるものではないので、ドミニオンの攻略記事とか読みたい人はちょっと前のゲームマーケットで頒布されて同人ショップやボードゲーム系のショップに委託もされてるドミニオンマニアックスZEROを買って読めばいいと思うよ!(ステマ)

というわけで、テーマは公爵と公爵夫人。
カップリングとしてみた場合、至ってノーマルな組み合わせというか夫婦関係という完成形に至っている。
あまりに手の出しようが無いので、当初は「奥さん、木こりです!」という寝取り展開も考えていたがふと恐ろしい事実に気付いた。
公爵。言わずと知れた強力な勝利点カードだ。だが、彼はゲーム中に一切働かない。アクションとしての能力を持っていないのだ。
他の役職者、男爵や宰相がプレイヤーの勝利のために一生懸命働いているというのに、公爵は「どうよ、俺の公領?(ドヤァ」みたいな面して窓辺に立っているだけである。
そしてそんな旦那を持ってしまった公爵夫人。
彼女は旦那と違ってきちんと働いている。+2金と山札を一枚掘るという地味な能力であれ、なんの生産性もない公爵に比べれば百万倍マシと言える。
さらに公爵夫人のイラストを見ると子供を抱いている。加えて、片や陰謀に収録、片や異郷に収録。これは一体何を意味しているのか。
収録セットが違うということは、別居していることの暗喩と捉えられないだろうか。
働かない旦那に対し、子供を連れて異郷へと旅立ち、はした金で働く公爵夫人。公爵は相も変わらずプレイヤーに公領を買ってもらうのを待つだけの簡単なお仕事。
まさかこんな荒んだ関係がドミニオンの裏で展開していようとは一体誰が想像しただろうか……。