SATSUIが止まらない

というわけでアーカムホラーの拡張であるインスマスホラー雑感紹介。
最新とは言えないのが口惜しい。ミスカトニックホラーマダー?(多分数年は和訳シール付は出ない)
とにかくインスマスホラーはヤバい。何もかもがヤバい。超ヤバい。インスマスマジヤバい。

1・旧支配者がヤバい

ツァールやクトゥグァ、ガタノソアやクァチル・ウタウスなどが参戦したが、どいつもこいつも危険極まりない。書いてる文面は違えど、最終決戦に突入したらほぼ敗北必至。
ツァール「双子なんで二回倒してください」
クトゥグァ「殴ったら武器溶かすぞ」
ニョグタ「戦闘修正-8だけどなんか用?あ、一人だけ-3でいいよ。殺すけど」
クァチル・ウタウス「物理無効・魔法無効ですが何か」

しかも場に与える影響がこれまた酷い。
チャウグナー・フォーン「旧き印のそばにいたらお前の判定全部-1修正な」
ガタノソア「クルートークン欲張ったら殺すぞ」
クトゥグァ「走ったら耐久度1点ダメージな」
クァチル・ウタウス「(無言で塵カードを差し出す)」

とこんな感じで、基本セットのような「封印できなくても殴り倒せば良いや」といったヌルい考えでは間違いなく全滅する。基本で例えるならヨグ=ソトースが可愛く見えるレベル。
ちなみにキングスポートホラーで追加されたエピックバトルカードももちろんあるヨ☆ミ

2・インスマスがヤバい

元々余所者に対して良い顔をしない人らなのでインスマスの地が超危険。まあインスマス面なので良い顔とは無縁か。(ドヤァ
とは言え開幕から表立って敵対的行動は(比較的)無いが、破滅トラックが半分以上埋まってからが本番。
これ以降はインスマスでの移動終了時にスニーク判定し、失敗すると監房にブチ込まれるというスーパー迷惑行為が始まる。しかも逮捕無効でも無理矢理逮捕されるというマーク・ハリガン涙目である。
で、監房に連れて行かれるとアーカムでの聖域的な遭遇を行うわけだけど、看守にボコされてダメージ受けて遅延状態になる(もちろんこれも遅延無効でも)、ショゴスの餌にされて即死なと非常にエキサイティング。一応脱出したりする遭遇もあるけど死ぬ可能性があるだけでガクブルである。

3・深き者の暴動がヤバい

インスマスホラーでは異世界の追加は無く、その代わりこの深き者暴動トラックというものが存在する。
これはダンウィッチホラートラックに似たものだが、ダンウィッチの場合は破滅トラックが加速するだけだったがこれは埋まり切ると即旧支配者お目覚めである点が異なる。
止めるためにはインスマスの各エリアでクルートークンを消費すれば良いわけだが、前述した通りインスマスは危険がいっぱい。
暴動止めるためにインスマス行ってくるわ→ごめん逮捕されちゃった☆ミ
で旧支配者とご対面してしまった日には笑うしかない。

4・プライベートストーリーがヤバい

プライベートストーリーとはインスマスホラーで追加された選択ルールである。
これは今までただのフレーバーでしかなかったキャラの背景ごとに味付けされた新ルールで、探索者に思い入れのあるプレイヤーなら是非使ってみたくなるはず。
キャラごとに成功条件・失敗条件が決められており、それによって救われたり救われなかったりする。
小金持ちことジェニー・バーンズの場合、成功させれば行方不明になっていた妹と再会し、妹が協力者として能力値に修正を受けることが出来る。
逆に失敗した場合、誰かの指の入った封筒が送られてきたりした挙句に何かの入った箱が送られてきて最大正気度-2というペナルティを受ける。中身はお察しください。
他にもギャングが友の仇を討ったり、シスターが信仰を試されたり、医者が死体を見つめて「仕方が無かったんだ。正当防衛だったんだ」と言ったりとすげえ面白いので正直これのためだけにインスマスホラー買ってしまっていいんじゃないかと思えるレベル。


とまあ大体こんな感じで、色々あって楽しいことは楽しいけど、基本からいきなりインスマスに手を出すのはあまりお勧めしない。
拡張に手を出すなら、人が集まるならダンウィッチ、少人数でやることが多いならキングインイエローというのが個人的なお勧め。少人数でも「これからもアーカムバリバリやるわ」というならダンウィッチに手を出してもいい。

5・お色気がヤバい

探索者のネタに困ったのか、ついにお色気路線のキャラが参戦。胸が丸見えと非常にセクシーで使ったら白い目で見られるレベル。









「可愛い女の子だと思った?残念、俺でした!」