裏塔劇解説後編

動画におけるその3、準決勝・決勝の解説とか。

準決勝・対ジャッカル

例によって開幕はA1で牽制、続いてのバルカンは距離を取られる。
空中戦で空A1で突っ込み、対空バルカンを撒くが飛ばれず。突っ込んできたところに空A1を出すがガードされ、着地に何故かアームリッパーが出る。
結構長いこと腕を引っ張れたので、そこからのダウン投げで腕ゲット。
デスボルトで削りに行こうとしたら、受身からのダッシュが思いのほか早く小パンで止められ腕も取り返される。
軽く浮いてのバルカンが突っ込んできたところに刺さり、空A1>屈A1>A1ダイナブロウをぶっぱするが繋がらず。ディジーでの反撃をもらう。
しばし防戦一方で、屈A1からのバルカンをガードさせダッシュ投げを狙いに行ったら漏れた立ちA2がビットと相打ち。
再びバルカンから投げと見せかけて空A2。屈A1を刻み、バルカンが後ろに逃げたところにヒット。
飛んできたら対空バルカンはライアットの基本。当たれば良し、ガードされても良し。
飛んできたところにギガクラを当ててラウンド勝利。

2ラウンド目開幕に強気のA1ダイナブロウ、はもちろん潰されるがヒートグラップルはガード。反撃にA1ダイナブロウ。おまけにダウン投げ。
起き攻めにA2デスボルト。これはA2なので2回戦でのA1デスボルトと違ってめくりにはならない。そしてA1デスボルトで追い撃ち。デスボルトでの追い撃ちは距離に関係なく安定するのが特徴。さらに削りのA2デスボルト。もう一発出そうとしたらシャイニングアームに化けてビットをもらう。
地上はビットが面倒なので上から襲いかかろうとしたらこれまたビットがヒット。
対空バルカンを多段ジャンプでスカされ、着地にダッシュA1から屈A1で刻み、バルカンで固めで屈A2をぶっぱするがA2で潰される。がそこから屈A1>A1ダイナブロウを強気にぶっぱ。
ダウン投げは間に合わないだろうと見越して、飛び越してから浮くように空A1。だがガードされて着地に掴み投げされる。
画面端で多少交戦して、ディジーを対空バルカンで落とそうとしてまだWゲージが回復しておらず不発、余計なダメージを食らうことに。
端を背負わされているとどうにもならないので、対空バルカンをガードさせて無理矢理着地を強要、空A1から屈A1を刻んでバルカンがヒット。ここでヒット確認出来ていれば倒せていたはずだが諸行無常
投げと見せかけての空A2がガードされ、着地のギガクラも防がれる。正直ここは絶対暴れてくるだろうと思ってた。
慌てている間にゲージマックス状態でのヒートグラップルが直撃、一気に差を詰められる。
軽くパニックになったのか、端まで飛んで逃げてバルカンをばら撒き始める。何がしたかったんだろう。
スタンプの着地にストンピングから屈A1>バルカンと繋いで、ここでダッシュ投げがダッシュA2に化ける。致命的なミス。
ストンピングをガードして、「前に出よう」「バルカンで牽制しよう」という思考が対空バルカンの暴発という結果を招いたところにギガクラがヒット。自分がやろうとしたことを相手に決められる屈辱……!

3ラウンド目。
開幕はA1が一方的にヒット、下がったところにバルカンがカス当たり。
飛んで近づいたらレーザースクリーンを出していたのでここぞとばかりにA1ダイナブロウで突撃。
ダウン投げ狙いに立ちA2が受身を取ったところにヒット、後半部が当たったので不利フレームは少なめ。なので強気に屈A1、バルカンと固め連携。
ダッシュ投げがA2に化けてそのままヒット、でも強気に攻める。相手を端に追い込んでのラッシュはライアットの取り得の一つ。
お約束の固めから今度はようやくダッシュ投げが決まる。ダウン投げ狙いがまた受身を取られてのA2に化け、屈A1>バルカンで相手の体力がミリなことに気が付いてA1ダイナブロウでの削り狙いで終了。
これくらいの距離で相手の腕が取れていると、相手は腕のない状態で端で起き上がるか、それとも移動起き上がりで腕を回収するかという二択をすることになる。
移動起き上がりをする相手の場合、めくり狙いのA1デスボルトを刺しやすい。きっちりタイミングよく重なると、腕の回収すら出来ずに吹っ飛ぶことになる。
またそのまま端で起き上がると、腕が無い=投げが出来ないため、バルカンからのダッシュ投げに対してほぼ無力になる。
このワンチャンスっぷりはまさにライアット(暴徒)と呼んで差し支えない。

決勝・対ヴァイス

野良試合で普段からやりあっている相手なので、めくりデスボルトなどのネタはほぼバレている。純粋に力勝負になる。
ライアットはヴァイスにキツいと言われるが、地上戦ではバルカンが有効に働くため案外押し負けることは少ない。空中スクラップも自分から飛び込まない限り恐れるほどではない。

開幕は全力で後ろへダッシュ。開幕バルカンはヴァイスが強気だとダッシュスクラップで掴まれるので、これが一番の安全策。過去に開幕にダッシュ投げを狙いに行ったら何故かスクラップで吸われていたということもあるので開幕から気が抜けない。
飛んでホミサ(=ホーミングミサイル)を避けて、スクラップ狙いに来たところを空A1で迎撃。
都合よく端に追い込めたので、着地に合わせてバルカンを重ね、すかさずダッシュ投げ。ストンピングに繋ぎに行くがA1暴れで追い払われ、着地のバルカンは屈A1に潰される。スクラップ漏れ?
空中ホミサガード後は後ろに下がり、スクラップ漏れの屈A1のスカりをダイナブロウで狩る……はずがモロバレ。これまたスクラップ漏れのような屈A1をもらう。
屈A1は牽制としてみると出が遅めだが、判定が強く至近距離では非常に頼りになる。但しリーチは短いので過剰な期待は禁物。一瞬棒立ちになるのはバルカンを出そうとしているため。Wゲージ回復してないから!
しばらく空中で飛び回る。ホミサは誘導がそんなに強くないので、ライアットの機動力をもってすれば逃げることは可能。対空スクラップも頭上を飛び越えるような軌道で向きを混乱させればある程度は防げる。
着地際にバルカンを出しているが、これは本来地上に着地して出すはずだった。おかげで一方的にホミサを喰らう羽目に。
また多少空中戦をし、端に追い詰める絶好のチャンス。
バルカンをガードさせ、さらにパワーチャージキャンセル仕込みのA2で落とす。さらにバルカンからA2、ここで棒立ちしてるのも必死にバルカン出そうとしているからなんだ。ようやく出たと思ったらホミサと相打ち。ダッシュ投げ狙いのA2で飛んでいるのを落とし、着地にバルカンを重ねる。
ここでA1暴れ対策のストンピングが刺さり、更にダウン投げ。シャイニングアームはデスボルトの漏れ。
バルカンとホミサを打ち合い、接近してきたところをギガクラで読み合い拒否。
ここで「どうせ受身取るだろ」と様子見したのが大失敗。うわあああ受身取ってねーよ追い撃ちデスボルトー!と慌てて出すも起き上がり無敵で抜けられて削りすら出来ない始末。
(しばらくライアットの空中遊泳をお楽しみください)
落とされたところでバックダッシュしようとしたらキャプチュードされる。
ホミサからの二択は飛んで回避、ここも今思えば割り切ってストンピング出すべきだった。
そして飛んでの迎撃に出した空A1をガードされ、そのままスクラップで地上に連行。
こうして見ると、もうちょっと上手い逃げ方があるように思える。頭上を押さえて飛んできたら裏側へ回るような逃げ方とか今度試してみたい。

2ラウンド目。
萎える心を奮え立たせるために開幕微妙に強気のA1。スカったので特に意味は無い。
空中から何も出さずに着地して対空バルカンで落とす。ストンピングを出そうとしたらライアットストライクに化ける。が、空中スクラップ漏れの空A1をガードできたので立ちA1で反撃。
その着地にバルカンを重ね、ダッシュ投げを狙いに行ったらダッシュA2が漏れた。もうボロボロである。せめてのもの救いが空中判定なので反撃で大きなダメージを受けにくいことか。
バルカンから再度端に追い込むが、ギガクラで拒否られる。微妙にライアットストライクが漏れている。死にたい。
しばらくホミサとバルカンを撃ち合ったりダイナブロウで突っ込んだり。
立ちA2を空中でガードされて、直後のダッシュA1を途中で喰らってるのは全力でバックダッシュをしようとしているため。当時は何故かヴァイスがゲージマックスでタイフーン来るかも!と思ってた記憶がある。いやゲージ無いし。
お願いダイナブロウはきっちりスクラップで返され、受身→ホミサガード→バックダッシュ→ダイナブロウという一連の流れ。
飛んでいたところをギガクラで落とし、受身を取ったところをストンピング、さらにダウン投げ。移動起き上がりでA1暴れしてくるところに再度ストンピング
他のキャラのストンピングと違って、ライアットのストンピングは下方向に大きな判定があるので、こういう使い方が出来るのは本当に助かる。
しばらくまた牽制合戦、ここで受身→ホミサガード→バックダッシュで様子見という流れがあるが、「スクラップすかして屈A1に反撃したい」「その屈A1狩りのダイナブロウにスクラップしたい」「そのダイナブロウ狙いのスクラップを回避したい」という思考による。見た目は地味だが、ここで読み合いが一周している。
続いていくらか牽制しあったあと、ホミサガード後にバックダッシュして屈A1のスカりにダイナブロウ。読み合いが一周してお互い基本的な動きに戻ったらしい。
そしてラスト、バルカンガードさせてから下段狙いの屈A2にゲージマックス状態のフルコンという最悪のものをもらい敗北、と。


こうして見返してみると、意外と戦えている感じなのでそれがまた悔しい。
まあ2ラウンド目はあれだけコマミスしてたら負けても仕方無いかという気もする。
とりあえず屈A1からA2ダイナブロウが繋がることが分かったので、もう屈A2の出番はありません。くっそくっそ!

6/25にトライタワーでフリープレイ対戦会があるらしいので、今度はそれに遊びに行ってみようかなー、と。